







AXESQUIN 凌/ヤナギニカゼ
風に吹かれるままになびく柳のように、受け流そうじゃあないか、風も雨も
凌から待望のハンモック用タープが登場
凌の精神はそのままに、雨風雪をよけ
ハンモックで衣食住を過ごす時の行動パターンを
考え抜いて出来た最高のバランス
初めてのシノギングハンモック泊の方にも
おすすめな痒いところに手が届くギミックが詰まっている
庇の長さを前後非対称にし使い勝手の良い設計に
ハンモックに座った時、背面の庇は閉じ気味にすることが多いため
庇の長さは必要十分な95cmなっている
反対に、前面の庇を110cmと長くすることで、ハンモックまわりに道具を広げても余裕があり、雨や雪を凌ぎやすくしている。
ヤナギニカゼ本体のループは中心線(=最初に木につなぐ細引き)を黄色、前の庇は臙脂色、後の庇は茶色で色分けしている。こうすることで視覚的に中心と前後左右が認識できるので張り間違えることがなく、悪天候下での設営をスムーズにしてくれる。また、細引きは夜間の視認性を考慮して反射タイプを採用
ハンモックビビィを吊ったり濡れたものを干したりできるよう、タープ内にリッジライン用のループがあり、フックとアジャスターの付いたリッジライン専用の細引きが付属する。
ハンモックに座った時の背面庇の細引きは160cmになっており、積雪期にアンカーに巻き付けて雪に埋めるときにも十分な長さ
前面の庇はいつも同じ張り方をするわけではなく、頼りにする木の位置や雨風の状況、その時の気分によって張り方が変わるので、この部分がある程度自由になるようにループを9ヶ所設けてある。その時に使うループにだけ、付属するフックとアジャスター付きの250cmの細引きを取り付けられるように設計されている(足りなければ継ぎ足すこともできる)
またヤナギニカゼに収納袋は付属していない。タープはバックパック内の隙間に滑り込ませ、パッキングをきれいに見せるあんこ代わりに利用するのが凌の流儀。こうしておけばすぐに引っ張り出して屋根を作れるので、バックパックに収納してきた装備を雨や雪で濡らさなくて済む
その時の状況をよく観察し、雨や風を受け流すように張るのがヤナギニカゼ。決してビンビンにテンションをかけて張るのではなく、それぞれの細引きの張り具合を調節して張ることが美。ナイロン素材は若干の伸びがあり、湿度などによってもそれが変わるので、時間の経過とともに緩んできた部分を少し張りなおしながら楽しむ
細引きの末端には便利なフックなどついていないので引き解け結びなどで固定する必要がある。ロープワークに馴染みの少ない人は面倒だと感じるかもしれないが、実はこれが最も自由度が高くトラブルのない確実な方法だそう
背面庇の切り替え部分は縫いっぱなしになっているため、雨に打たれる角度や長時間の雨で雨漏りすることがあるのでシームシーラーで目止めをしておくと安心です
逆らわず自然とともに過ごす時間
ヤナギニカゼで豊かな時を
使用に際する注意
・風の通り道で使用しないでください。
・強風下で使用しないでください。
・生地が傷んだ状態で使用しないでください。
・火気に近づけないでください。
素材 :PERTEX QUANTUM PRO 15dn×15dnナイロン、撥水、耐水性900mm
組成 :ナイロン100%(ポリカーボネートコーティング)
サイズ :長辺300cm、短辺205cm(生地を最大限有効に使用する設計)
重量:398g(付属品すべて含む)
原産国:日本
色:ユウヒイロ
※写真の色は試作品も含まれています